Kamakura delay -6ページ目

the un sun blue (太陽のない青)

ハードディスク整理していたら、懐かしい音源ができたのでついでにアップしておこう。


the un sun blue は、畠山と僕、そして今は北里でリンゴと犬の悪魔合体の研究をしている親友とで

結成された フルアコースティック カントリー ドローン トリオ です。歴史的名演。


「the un sun blue / unknown campaign」


1. Thanatos

Hatakeyama plays / acoustic guitar

Wada plays / contrabass / bell / typewriter

Takusagawa plays / harmonium

2. Last magic

Hatakeyama plays / acoustic guitar

Wada plays / contrabass

Takusagawa plays / gat guitar


3. summer camp

Hatakeyama plays / acoustic guitar

Wada plays / contrabass / kalimba

Takusagawa plays / gat guitar


4.Theme of atoman

Hatakeyama plays / bass clarinet / acoustic guitar

Wada plays / contrabass / bell / roomsound

Takusagawa plays / harmonium




いつの日か、セカンドアルバムを作りたいものです。

恥を忍んで。

キチンと一曲を完成させて、人の評価を得る。

その為に、過去に作った残骸どもをハードディスクから一斉削除。


ぬるま湯につかって 鼻歌を呟いてても 届かない 目が覚めてしまう 


という、まさに「睡眠」の歌詞の通りで

こんなのをダラダラ作っていても何の意味もないのであります。

というわけで決意を込めて、恥を晒します。

制作時期は、バンドを始める少し前から、バンドを始めて半年くらいの間のものばかり。


歌詞もなければ、曲名もないので仮称で。


ハネナシ

ヒダマリ

サンガツ

ロマンス

シバフ

サン

ミエナイ

イイタクナイ

キセツ

ハル

モシ


で、現在製作中の曲の骨格の進行とメロディがコレ。

先に打ち込みで大方の輪郭を作ってから、生演奏に変換します。

畠山が作ったredsledという曲に似ている。

あの曲好きだから。


まずは、これをしっかり「曲」として完成させよう。

少しづつでも。頑張らなくては。存在が消えてまう。

電気用品安全法

アホか!ミュージシャン殺す気か?

未来

http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2006/pr20060207/pr20060207.html


すげー。科学者すげー。マジですげー。

ウェディング太郎 第2話

ケーキの中から赤ん坊が生まれるというハップニングに見舞われた結婚式。

とっさの機転で来賓にバレぬよう生クリームで包み隠し、その場をしのぎきった夫婦であったが

結婚式は続いてゆく。


「(…つーか、一体どういうことなんだ?)」

「(…私に聞かないでよ!知るわけないじゃない。)」


司会進行の胡散臭い男による胡散臭い祝辞が続く中、夫婦は半ばパニックになりながらも

自分らが置かれた状況の把握に努めていた。


「オーケイ、冷静になろう。いいか、俺達は結婚した。ああ、なんてめでたい日だ、愛しているよハニー。

 たいして変わらないデザインの為に何十着と試着を繰り返した、その純白のドレスも

 何百万という馬鹿げた大金をつぎ込んで開いた、この大げさなパーティも、みんなみんな…」

「何よ、その言い方。豪華なパーティを開こうって入ったのはアナタじゃない。」

「…豪華と下品は違う言葉さ。なんだいこの品のない、ただ騒がしいだけのパーティは…

金の使い方をしらない人間に任せるとロクなことになりゃしない…」


やれやれ、という言葉がまさにぴったりなジェスチャーをとりながらグラスの酒を一気に飲み干す。


この新郎新婦は、愛し合っていなかった。


旧華族のお坊ちゃまである新郎が、散々好き勝手遊びまわった結果の結婚である。

新郎の両親は、激しい反対を見せたが、曽祖父の「できたもんは、ありがたく貰っとけ」という

鶴の一声で(実際には、親族間での後継や相続、その他諸々の世間体が考慮された結果なのだが)

晴れて結婚となった。


「…フン、金の稼ぎ方を知らないお坊ちゃまには言われたくないわね。

 働いたことがないのが自慢だなんて、世間知らずもいいトコよ。」


来賓に向けて笑顔を振りまきながら、そっと青筋を立てている純白のドレスに身を包んだ新婦。

銀行の受付で働いていた彼女は、気まぐれで金を降ろしに来た新郎にATMの使い方を教えて以来

そのルックスと胸元から除く鎖骨のラインに一目ぼれし、ホイホイと着いていった。

新郎が金持ちだと知るや否や、即日仕事を辞め、男が小学生以下の

金銭感覚の持ち主であることをいいことに、やりたいほうだい、友達の白い目もなんのその

セレブ生活を満喫しながら、ここにいたった。


「大体、君が妊娠なんてするから…」

「妊娠するようなことしたのはアナタでしょう?」

「生むのは君だ。」

「作るのはアナタ。」

「…だから反対だったんだ。」

「またその話?サイテーね。」


次第にヒートアップする二人を見かねて新郎の母親が割ってはいる。


「二人とも、いいかげんになさい。今日はおめでたい席なのですよ、今日くらい仲良くできないの?

だいたいおなかの中の子に聞かれたらどうするの?赤ちゃんが悲しむでしょう?」


赤ちゃんという言葉に、凍りつく二人。

短い現実逃避も終わり、急速に生クリームまみれの現実が二人を襲う。


「大体、赤ちゃんというのはね、おなかの中に居る時から…」


新郎の母の小言が続く。


「そもそも、赤ちゃんにとっての…」

「私の時代の赤ちゃんというのは…」

「いいですか、つまり赤ちゃんというのは…って聞いているの?」


二人の反応が全くないことに、気が付いた新郎の母が詰め寄る。

しかし、その問いにも応答はなかった。


「ちょっとあなた達?人の話は…」


「お母さん」

「お義母さん」


遮るように、これ以上ない絶妙なタイミングでユニゾンする声。


「お義母さん、もう一度、赤ちゃんって言ってみてもらって良いですか?」

新婦が言う。

「おかしなことをきくものね、いいわよ、…赤ちゃん。」


「もう一回。」

新郎。

「?…一体何なのよ…赤ちゃん。」

「…もう一回。」

新婦

「赤ちゃん」

「もう一回。」

新郎

「赤ちゃん」

「もう一回。」

新婦

「…赤ちゃん。」

「もう一回!」

新郎の声が上ずっている。

「…赤ちゃん。」

母。

はじめは何のことやら理解できずにいた母親も

新郎新婦の凍りついた目線のその向こう、ピサの斜塔をモチーフに作られた

豪華絢爛な(そして悪趣味な)ウェディングケーキに異変が起きていることに気が付き始めた。

「もっと!」新婦。「赤ちゃん!」母。「もっと!」新郎「赤ちゃん!」母。

その声に呼応するかのようにピサの斜塔が揺れる。

「もっと!!」新婦。「赤ちゃん!!」母。「もっと!!」新郎。「赤ちゃん!!!」揺れる斜塔。

その異変に気付き始めた、来賓客からざわめきが起きはじめる。

「もっとぉぉ!!!」新婦。「赤ちゃぁあん!!!」母。「もっとぉおお!!!」新郎。「なんだありゃああ!!?」来賓客。

激しく揺れ続ける斜塔。あまりの激しさに残像が出始めている。ケーキに残像ができるのは世界初だ。

「もっと、もっと、もっとだぁぁあ!!!!」「赤ちゃぁぁぁあんん!!」「もっとだぁぁああああ!」「あかちゃぁぁあん!」

「一体アレは何なんだよぉオオオオ!!?」「赤ちゃあああん!!!」渦巻く怒号、飛び交う調度品

そしてなおも、高速で揺れ続けるピサの斜塔、会場の興奮は臨界点に達しようとしていた…その時。


カッ!


目を空けていられない程のまばゆい閃光と、デレクベイリーもキースロウも高柳昌行もかなわない

爆発的なノイズが辺りを包みこんだ。


意識が遠のく中、天道虫のサンバを歌っていた旧友達が爆風に巻き込まれ消滅していく様だけが

スローモーションのように再生される。そして暗転。


―どれくらい時間が経ったであろうか。

 死屍累々。もはや地獄絵図と化した会場に一人の赤子が浮いていた。


 引き出物の山の中、唯一、意識を取り戻した新郎がやっとの思いで声を出す。

 「お…お前は…一体…何なんだ…なぜ…こん…な…ことに…」


再び薄れゆく意識の中、頭の中にどこかで聞いたことのある幼い声が響く。


「…桃から生まれた赤子が桃太郎であるのなら

 ウェンディングケーキから生まれた私が何者であるかなんて自明のことでしょう。」


「…そんな…バカな…ことがあっ…て…たま…る…」

全ての言葉を放つ前に、新郎は引き出物の山の中に倒れこむ。

会場には、瓦礫の山、おびただしい数の人間と人間であったもの、ほのかに光るケーキ


そして空に浮かぶ赤子。

ジョンケージよりも完全な静寂の中、ぽつりと…。



「…逢いたかった。ようやく逢えたね。」




―続く―

もはやお父さんの心境

バイト先によく買い物に来る女の子がCDデビューするとのことで

サンプルやらポスターやら置いていったもので、ミニコーナーを作る。


16才の女の子。

若さがまぶしくて直視できね。

汚い大人だらけの芸能界で、スレないよう頑張ってね。


曲はまあ、かけられる予算と持っている技術は全部使って頑張ったんだろうな的な音。

リサが居た頃m-flowっぽかった。


話は変わるけれど、化粧ってすごいんだね。

ゴルフは止めるスポーツ

的な。


上昇するメロディは、声を思いっきり出せるから訓練なしでも出せる。

(もちろん、それが鑑賞に堪えうるものかどうかはさておき。)

問題は、弱音、そして下降していくメロディと、音の停止。

こっち。


ゴルフでアンアンでフルパワーで飛ばすのは誰でもそこそこできるけど

100ヤードぴったり狙うとか、パターでピンに寄せるとか

そういうのが出来ないとコースに出れない的な。


弱音を徹底的にコントロール。


的な。

I'm home

うちのギター二人がニーズなるブリットポップユニットを結成するそうで

ライブが非常に楽しみです。


少々、鼻につこうが、あざとさがあろうが、今は「キャッチー」なるものを意図的に作るべく修行中。

人によって何が琴線に触れるかなんてのはわ

                           か

                           ら

                           ないけれど、まあ俺が自分でキャッチーだと思えればとり

                                                             あ

                                                             え

                                                             ず

                                                             は。


今日のクリック練で、あらためて実感したのだけれども

俺はやや前ノリ、フカワはやや後ノリという傾向があるので

リンクするまでにかなりの苦戦を要する。音数の多さや、勢いでごまかさないポ

                                                ッ

                                                プ

                                                 な

                                                  演奏をするには

                                                           かなり

曲を租借できていないと、歯が立たない感じ。

一番練習量の少ない「明るい歌」が、どうにも曲のイメージの共有が少なく

固いというか、重いというか、グルーヴがない。

音符が4符でも16で

           隙間(こればっかりは言葉で

                           説明し

                              よ

                              うがない)を感じ取れないと

ただのビートマニア状態なので、要

                     全

                      体 

                       練 

                        習。


アフターワールドとウミネコは、演奏レベル2に突入。

睡眠が、雑になり

          始めて 

             ますね。


今日はギターが吉岡がバッドキャット、畠山がVOXでバッキング寄りの音作り。

ショウヘイ側の音が今までより音像が広いというか、バッドキャットに比べると薄く広く響くので

その中に、吉岡ギターのバッドキャットが心のある音で存在感があって、混ざりは非常に良かった。

ライブハウスでどうなるか試してみないと、どうにもいえないけれど。

今日のアンサンブルの中だと、相変わらずのベースの輪郭のなさとハイハットのガシャガシャした

安っぽさの乖離具合が気になったかな。音が浮く。


コーラスに関しては、アフターワールドと睡眠が「ソレっぽく聴かせる方法」のビジョンが見えてきた。

やりすぎるとただの邪魔。バランスが難しいけれど、いい意味で「クセ」のあるやり方を模索。

サラッとメロディが流れて行きがちな曲なので、聴いている人に引っかかるポイントをもっと意識しないと

「まあ、いい曲だったね」で終わる。


永遠という曲が、一向にスイングしない。

ウチ特有のギターの開放弦を減らしたり、音を削ったりで、コードの雰囲気を理解しやすいように

演奏をしているのだけれど、全然メロディを感じない。ただ、中域の音が出続けているだけ。みたいな。


    も

    こ  

    み

    ち。


フィルでアクセントをつけたり、一階層後ろ側に入って弾くだとか、いろいろやるが

グルーヴしない。サビだけ、別のグルーヴガ発生し、前後のつながり無視してのグルーヴがでてる。

それでもメロディ感が希薄。サビのメロディ命な曲なので、何とかせねばなるまい。

とりあえず、コーラスがもっと前に出た方がいいのは明らかなので、そこと

グルーヴの修正。今日一番最後の、少し走ってるくらいのが良かったと思う。

明るい歌と永遠。結局、練習量が少ないトップ2なので、当然といえば当然。

特に、スネアが奇数拍に入る曲はフカワは苦手っぽいしね。

猛特訓して穴をなくすいい機会。


俺は、プリアンプが帰ってきたら、2台のギターと合わせて音作りを徹底させよう。

ボトムの弱さが、アンサンブルの不安定さを生んでいるってのはは絶対あるからね。  


ライブまでに苦手な部分を丁寧に潰していく練習を重点的に。

メンバーそれぞれあるから、お互いに指摘して生きましょう。

最近、謙虚ですから。ベースプレイに関してだけ。人生はどんどん無頼になっていますね。


もこみち。 

コード進行勉強中

こりゃ、おもしろいね。

正解のないパズルだな。

しっかりしたコード進行だと、ちゃんとガッチリした曲に聴こえるから素敵だ。

雰囲気美人的なごまかしが多かった今までとは違った曲が出来そう。


ギターで曲作ると、手癖とかギターそのもの楽器パワーで

メロディもギターロックっぽいノリが勝手に出るし

ピアノでじっくりコードを探りながら打ち込んで作ると

もっとベタでわかりやすいメロディが出てくる。


ちなみに、無意識のうちに刷り込まれてる「ポップなメロディ」は

僕の場合、L⇔R、field of view、トライセラトップス、っぽいです。

別にその辺の音が好きなわけではないけれど、何も考えずに快楽原則だけで作ると

なんかそんな雰囲気のメロディばかりでてきます。

ハタケヤマザーに続く、ワダダディの登場か?

ドアは叩きますん、だんだん心開きますん、ラズベリー踊りますん。


サビで歌メロがグンと高くなって、コードの雰囲気が変わって、歌詞がインパクトあって、ハモる。

というパワフルなサビが、なかなか作れますん。

小気味いいコードをアコギで鳴らしながら、鼻歌でダラダラメロディ作ると

キングスオブコンビニエンスとかあの辺のパクりに終始するので、ダサくても今はベタなコードで

どれだけ印象的なものが作れるかの練習。


難しいけど楽しい。

主要コードの構成音を全部覚えて、頭の中ですぐに進行作れて演奏できるようになるまで

大変だな。がんばろう。

weLDK!!!

room sound。

歌モノであれ、なんであれ、僕自身が標榜する音楽的なテーマが見えてきた。


部屋には個人の情報が集約される。

過去に集めたCDも、今ハマッている本もあって。

日ごとに違う、服もあって。

好きなインテリアがあって、好きな照明があって。

少し散らかっていたり、一番落ち着くスペースがあって。

親しい人が遊びに来て、空気に変化があって。

会話が生まれ、生活があって。

そうやって、毎日を過ごしながら。


未来を手に入れるべく、ドアを開ける。


色々な部屋を音に変える。

初めて友達の部屋に入った時のドキドキ感を。